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2017

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東京都市大学枝廣研究室 エコプロ展で水増をPR

2017年01月16日

イーズの代表・エダヒロが指導教員を務める枝廣研究室は、2015年に続いて、エコプロ展(エコプロ2016 環境とエネルギーの未来展:12月8日~12月10日開催)にて活動紹介の展示を行いました。

エコプロ展は環境・エネルギーの総合展示会として、企業、行政、NPO、大学教育機関など環境分野にかかわる方々が出展しており、環境を専門に取り組んでいる方から社会科見学の小学生まで幅広い年代の人が訪れます。今年はのべ167,093人が来場されました。

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枝廣研究室のブースでは、4つのパネル展示を行いました。
・研究室の活動紹介
・水増集落と枝廣研究室との関わり
・電力自由化と大学生
・日本のアニマルウェルフェア現状調査
あわせて水増集落で作られた無農薬・自然栽培のお米も販売しました。

ゼミ生には、毎回のゼミで1分間スピーチを繰り返し、伝えるトレーニングを行っています。ゼミ生はその練習を活かし、相手に「伝わる」説明をこころがけて、来場された方に研究室の活動をお伝えしました。

特に、水増集落の山の斜面に、約8000枚のソーラーパネルが設置されたソーラーパークの取り組み経緯や内容について、また、2016年6月に世田谷区で開催した水増こども食堂について、関心を示してくださる方が多かったです。

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水増集落の方がたくさんの愛情をこめて作ってくださったお米は、とても甘くておいしいです。2016年のゼミの夏合宿で集落を訪れた際には、「お米や野菜を収穫する瞬間に、今まで育ててきたことを思い出し、最も喜びを感じる」と水増集落の組合長の荒木さんがおっしゃっていました。

水増から送っていただいたお米は、水増集落について興味をもってくださった方、無農薬・自然栽培のお米を食べてみたい方、熊本を応援したいという方々が買ってくださり、3日間で完売! 売上は全額集落にお渡しします。

「高齢化や人口減少などの問題は全国で多くみられることだと思うから、こういった取り組みをしていることはいいね」「地方にはたくさんの魅力が詰まっているから、その魅力を伝えられるように頑張ってください」などの応援やご意見をいただき、展示や説明を通じて、多くの方に水増集落のことを知っていただくことができました。

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「都市と地方」「集落と大学」「集落と企業」など、世代や立場の異なる人々がともに1つの課題に対して取り組みを進めていくことは、一人ひとりが相手側のことを考え、また自分側のことを考えることにつながります。新たな気づきを生み、社会が変わっていく。

水増集落のような幸せで持続可能な地域を創っていくために、今後も研究と実践を進めていきたいと思います。


*水増集落と枝廣研究室のこれまでの関わり*

2015、2016 枝廣研究室、水増集落での夏合宿
http://www.es-inc.jp/insight/2016/ist_id008205.html (2015)
http://www.es-inc.jp/edablog/2016/eda_id008576.html (2016)

2016.6.11 東京都市大学・横浜祭+オープンキャンパスで水増集落をアピール
http://www.es-inc.jp/edablog/2016/eda_id008462.html

2016.6.21 一日限定の「水増こども食堂」を開催
http://www.es-inc.jp/diary/2016/dir_id008520.html

 

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