3月15日に、イーズの異業種勉強会では初めて「人権」をテーマに勉強しました。
(『第44回 ビジネスと人権 ~身近な問題から考え、自社が取り組むべきことを理解する』)
左から二番目から:アムネスティ・インターナショナル日本土井さま、枝廣、エコネットワークス野澤さま
企業にとって「人権」問題は、これまであまり考えてこなかったけれど、大きな影響を及ぼすものとなりつつあります。でも「何が良くて、何が問題になるのか」がよくわからないという声もよく聞きます。
そこで今回は、国際人権NGOアムネスティ・インターナショナル日本の土井さんとエコネットワークスの野澤さんを講師にお招きして、基礎からしっかりと学び、さらにいくつかのケーススタディをグループで議論し、理解を深めました。
事例紹介では、人権侵害に気づかず、批判を受けてしまった表現例だけでなく、外からの批判を真摯に受けとめ、評価をプラスに変えて発信している企業の事例など、非常に勉強になりました。
ESG投資調査・評価会社のネットワーク組織(Know The Chain)では、企業の人権問題への取り組みをスコア化しており、人権への取り組みが企業価値につながる時代となりつつあることがわかります。
私自身も「人権とビジネス」について学び、考えを整理することができ、とても有益な勉強会となりました。今回は研究室のゼミ生も参加。恒例の懇親会でも、さらにお話を深めることができました。
(懇親会のようす)