昨年2月に「地元経済を創りなおす――分析・診断・対策」という岩波新書を出してから、地元経済(地域経済)をテーマにした講演のご依頼をいただく機会が増えています。
講義のような形でお話をさせていただいたり、ワークショップで参加者のみなさんと一緒に考えさせていただいたり、パネルディスカッションを行ったりと、形式はさまざま、参加される方々の問題意識もさまざまですが、どちらに伺っても皆さんの熱意を感じます。そして、私自身も新たな学びをいただいています。
参加者の方からご了解をいただいたので、いくつか声をご紹介いたします。
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・ まちづくりに対し、どう住民が関わるか? 対話の場づくりについて伺う中で参考になることが多かった。
・ アイデアの部分から、大変興味深く拝聴いたしました。実際の活動の現場の話も聞け、非常に勉強になりました。
・ 皆が幸せに暮らし続ける地域づくりは重要だと改めて思いました。
・ 今日はSDGsとまちづくりのお話をありがとうございました。まちづくりも環境問題も、こうなったらいいなというビジョンを持って、人と関わりながら作っていくことが大事なんだなあと実感しました。
・ まちづくりにおいてSDGsがチェックリストになること、ぶれない芯づくりが大切だと感じました。バックキャスティングの描き方を詳しく知りたかったです。
・ 理想的な姿(ビジョン)を考えるために、現状把握は大切ですが、その手法(①産業連関表、②LM3、③買物調査)とシステム思考で「つながり」を見える化するための方法がわかったことはとても有意義でした。
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3月16日(土)には、私が地元経済の創りなおしの取り組みをお手伝いさせていただいている、3町(北海道下川町、島根県海士町、熊本県南小国町)に集まっていただき、フォーラムを開催いたします。
地域経済循環フォーラム
http://ptix.at/7oHQdJ
実際にどのように取り組んでいるか、理論と手法だけでなく、事例も学んでいただける貴重な機会となっていますので、是非ご参加ください!