先週、第54回のイーズ未来共創フォーラム異業種勉強会を開催しました。今回のテーマは「長期戦略懇談会の提言と企業・地域にとっての意味合い」です。
長期戦略懇談会(以下、長期懇)とは、未来投資会議での安倍首相からの「パリ協定に基づく長期戦略策定に向け、金融界、経済界、学界など各界の有識者に集まってもらい、これまでの常識にとらわれない新たなビジョン策定のための有識者会議を設置する」との指示を受けて設置されたもので、私も委員の一人として関わりました。約半年の議論を経て、先月2日に最終提言が安倍首相に手渡されました。
今回のフォーラムでは、この長期懇に関わった3省(外務省、環境省、経産省)の事務局の方々をお招きし、政府としての方針や経緯をお聞きするだけではなく、それぞれの省庁としての意図や思いを伺い、質疑応答・意見交換を行いました。また、私も委員として参加してきた立場から「大事なポイント、今後に向けての読み」についてお話をさせていただき、その上で、企業や地域として、日本の長期戦略案をどう受けとめて、次の活動の一歩としていくのかを皆さんと考えました。
参加いただいた方からの感想の一部をご紹介します。
- 各省庁が一同に会する機会は貴重で、興味深く聞いた。
- 戦略案の資料を読むだけではわからないポイントが理解できて大変有意義だった。
- グループワークにより、他業種の方の考えを知ることができて良かった。
当日は、この提言に関するパブコメ募集の〆切日でもありました。寄せられた国民の意見をどのように受けとめ、政策案をさらに改善していくのか、引き続き、ウォッチし、皆さんにお伝えしていければと思っています。
懇親会では、ゲストスピーカーの皆さんが最後まで残ってくださり、ざっくばらんに意見交換できる場となりました!
(懇親会写真)