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2021

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Jul
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ビジョンに思いを~美瑛町で第5回ビジョン委員会開催~

2021年07月02日

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7月1日、2カ月ぶりに北海道美瑛町で第5回のビジョン委員会が開催されました。

 
4月に開催した第4回以降、自粛期間が延長されたため、開催も延期が続きましたが、やっと第5回を迎えることができました。ここから9月の完成に向けて、動きを加速させていきます。
 

 
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前半は、まず前回4つのチームに分かれて作ったビジョンの文言を、まとめて皆さんに見ていただきました。追加するキーワードはないか、つなげることができる要素はないか、確認していきます。
 

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特に作った文言を見ていると、「豊か」「安心」「便利」といった言葉が繰り返し使われています。それらの言葉は美瑛にとってどういう意味をもつものなのでしょうか。他の地域とは何が違うのでしょうか。わかりやすく、使いやすい言葉は、人によって思い描く意味や意図が異なる場合もあります。そういった要素や言葉について、より"解像度"を上げて考えていきました。

すると、たとえば「豊か」といっても、単に経済的に「豊か」であることが目的なのではなく、「人と人とのつながりがあること」が「豊か」ではないか、「活躍の場があること」は「豊か」だよね、といった意見が出てきました。

 

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さらに、考えるべきことは、「北海道の中の美瑛、日本の中の美瑛、世界の中の美瑛として、まちはどうあるべきか」「この先の時代と社会の要請に応えられるまちになっているだろうか」という点です。少し俯瞰した観点からも、要素やキーワードを見直しました。
 

特に、今回美瑛町がめざす2040年のまちづくりや、まちの将来を考える上ではずせない要素は、「エネルギー」「食糧」「温暖化」の3つです。アプローチの方法はそれぞれの地域で異なるとしても、避けては通れないこれらの問題に向けて、まちとしてどう取り組んでいくのか、どうありたいのか。皆さんのビジョンには反映できているでしょうか・・・

  

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ビジョンは決してキレイな言葉にまとめる必要はありません。そこに地域の皆さんの「こういうまちにしたい」という思いがこもっているかどうか、自分たちの意思が入っているかどうかが大事です。そして、今皆さんがつくるビジョンが、将来世代にとってとても重要な、まちの政策の第一歩にもつながることを繰り返しお伝えしました。

 
 

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それらのポイントを踏まえながら、後半、各グループで新たな文言案を作ってもらったところ、"美瑛らしい"要素、言葉がいくつも出てきました。

 

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市民の皆さんにパブリックコメントとしてご提示できるまであと少し! みなさんとよい時間と議論を重ねていきたいと思います。

 

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