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【満員御礼】第46回 SDGsの本質を理解する~社員の意識啓発・浸透に必要なこと(2017年7月19日開催)

2017月06月09日 更新
満員御礼
開催終了レポート
 
開催日 2017年7月19日(水)
対象

イーズ未来共創フォーラム 企業・団体パートナーさま/ジャパン・フォー・サステナビリティ 法人会員さま、オブザーバーとしてご参加の企業・団体の皆さま

(共催/NGO ジャパン・フォー・サステナビリティ)

ゲスト

博報堂
広報室CSRグループ推進担当部長
川廷 昌弘様

ファシリテーター

枝廣 淳子

参加人数

7月19日:28社・団体41名、枝廣研究室の学生7名
8月30日:12社・団体23名

開催レポート

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第46回フォーラムは7月19日と8月30日、2回開催しました。7月19日は私から、SDGsについて基本的な解説や先進的に取り組む企業事例をご紹介し、枝廣研究室の学生からもSDGsの学生の取り組みや調査発表を行いました。

また、会場のみなさんからも地域や各企業の取り組みについてシェアいただき、セクターを超えたうごきや理解が進んでいることを感じてもらえたのではないかと思います。また、現段階で自社(自分)ができていること、できていないこと、わからないことを理解するために、SDGsの17の指標案をノック方式で確認するトレーニングも行いました。

 8月30日は博報堂 川廷さんから「Think SDGs SDGsの国内潮流」と題し、SDGsの普及・啓発に携わってきた背景や企業や社内への浸透方法、そして身をもってSDGsを理解するために自ら行動しているプロジェクトについても語って頂きました。そして、7月に開催された国連本部でのハイレベル政治フォーラムでの参加されたようすもお話し頂いています。川廷さんと私がそれぞれ異なる視点からSDGsについてお話しすることで、新たな学び、行動につなげるヒントにしていただけたら幸いです。


 

1. 講演「Think SDGs  SDGsの国内潮流」

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株式会社博報堂 広報室CSRグループ推進担当部長 
川廷 昌弘氏

みなさんにとってのSDGsの課題は「もっと理解を深めたい」「社内浸透したい」「何か自ら行動を起こしたい」この3つでいうとどれでしょうか。1つではなく、私はすべてだと考えます。すべての点で皆さんのこれからの活動のヒントになるようなお話しをしたいと思います。

アイコンの意味するもの

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国連でSDGsが採択された2015年9月25日、ニューヨークにある国連本部で、世界共通の17目標の英語のアイコンがプロジェクションマッピングで映し出されたことを記憶している人も多いと思う。国連本部で策定したSDGsのアイコンと英語のキャッチコピーでは日本では浸透しないという危機感から、博報堂のコピーライター、国連関係機関、SDGsに関わる日本の市民社会、日本政府、国際協力機構(JICA)など、セクターを超えた専門家が集まって、何度も議論の重ねた結果、日本語としてもわかりやすい表現になっている(国連広報センター 公式日本語版)。

なぜCSRにSDGsなのか

SDGsは、3つのポイントで企業のCSRにつなげることができる。

  • 見える化

SDGsをもとに、自社が取り組んでいること、取り組めていないことの棚卸しをすることができ、SDGsによって自社のCSRのチェックリスト、ガイドラインとしての役割も果たす。

 

  • 自分ごと化

国連が優先課題として決定したことが、自分達がやっていることと当てはまるのかという業務の意義や価値づけをするとともに、担当者のモチベーションやスキルアップにもつながる。

  •  行動化

SDGsはセクターを超える共通言語であるため、企業、NGO、自治体、政府、アカデミア・研究機関などとのパートナーシップやビジネス機会の創発となる。

 

SDGsに対する日本政府の方針、実施指針

日本政府は2015年11月に推進本部を立ち上げ、2016年12月には8つのテーマのもと、各省庁の政策について棚卸しを行い、日本のSDGs実施指針として策定した。

8つのテーマは以下となっている。

1     あらゆる人々の活躍の推進

2     健康・長寿の達成

3     成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション

4     持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備

5     省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会

6     生物多様性、森林、海洋等の環境の保全

7     平和と安全・安心社会の実現

8     SDGs実施推進の体制と手段

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この日本の策定内容がSDGsの169ターゲットにすべて合致するわけではない。国連は169のターゲットを定めたが、実際にはその他にも230の指標などたくさんある。国連で決められたからやるのではなく、これらターゲットや指標から、自分たちが未来に豊かさを残していくために超えなくてはならない課題があれば、それが自分達にとってのSDGsであり、解決に向けて進めるのがよいのではないか、と考えている。企業の姿勢として、どういう考えのもと、どういうプロセスで進めていくのかを表明することが大事だと思う。

SDGsとESG投資は表裏一体

2015年9月に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国連責任投資原則(PRI)に署名し、SDGsに貢献する、と表明をしたことは、世界中の投資家に対し、非常に大きなインパクトを与えた。日本でも社会課題の解決が「事業機会」と「投資機会」を生む時代の転換点とも言える。私たちもSDGsを一時のブームに終わらせないよう、投資家の目に留まるような活動を続けていく必要がある。

 【ニューヨーク国連本部でのハイレベル政治フォーラム報告(2017年7月10日~19日)】

主な目的:SDGs実施の進捗状況や成果とともに、これに関するギャップや得られた教訓を共有する。今年は日本を含む43カ国が「自発的国家レビュー」に参加。日本政府は岸田文雄外務大臣(当時)が、日本のSDGsの進捗状況を報告。

 岸田外務大臣(当時)のスピーチ(要約)

多様性と包摂性のある社会の実現(=SDGs)に政府としてしっかり取り組む。

  • 基盤整備への取り組み:SDGs推進本部設置とSDGs実施指針策定
  • PPAP(Public Private Action for Partnership/官民連携)の実現:市民社会・民間企業の巻き込み、日本の多様な叡智を結集させ、国内 外で具体的なアクションを起こしていく。
  • 次世代へのコミットメント:子ども・若年層に焦点を当てて、教育・保健・防災・ジェンダー分野等を中心に2018年までに10億ドル規模の支援を実施
  • SDGsの認知度向上:JICAの「SDGsビジネス調査」展開、国民運動の展開:ピコ太郎氏

ピコ太郎氏/「PPAP(Public Private Action for Partnership/官民連携)SDGs」バージョン

日本の事例紹介映像(PPAP)

コンセプトを「wisdom叡智」として、日本がもともと持っている文化や知恵からつくり出された技術に焦点を当てて紹介。

(SDGs.TVサイトより)

<博報堂の活動・SDGs社内浸透について>

・博報堂ソーシャルアクション(CSR部の社内支援ボランティア活動・ビジネス業務のサポート)
博報堂のサステナビリティへの取り組みと、社員一人ひとりが生活者と社会の幸せの実現に向けて取り組んでいる活動を事例として紹介。
多様な個性のぶつかり合いとチームワーク:博報堂のよさ=CSR

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ポイント

SDGs達成に向けての行動について考える(WHAT→HOWのフェーズへ早くいくべき)。SDGsを理解するための棚卸しや紐づけをするポジティブなインパクトについて伝えることも大事だが、そもそもマイナスインパクトを無くすことが目標なので、その目標に対して自分たちが何をするのか、またできるのかを考えないといけない。

<SDGsに関するその他の活動>

・OPEN 2030 PROJECT

 SDGsを21世紀に向かう企業・社会における「機会」と捉えた実践プロジェクト。目標12「つくる責任 つかう責任」を入り口に、生産者も消費者も同じ方向を向いて課題に取り組んでいくとの思いで、企業にお金を出す人のテーマ設定として「ESG投資」と「エシカル消費」から着手・活動している。ルールメイキングのデファクトスタンダード化を目指したい。

 ・南三陸での地域プロジェクト

「山さ、ございん(※)」「海さ、ございん」プロジェクトは、南三陸杉や戸倉牡蠣など地域の資源を活かし、産業振興の道筋をつけたいという森林組合長や製材所社長の声を聞き、ストーリー発信のプラットフォームをいっしょに作った。国際森林認証(FSC)は被災地として初めて、国際養殖認証(ASC)は日本では初めて取得し、国内で唯一の林業・漁業でダブル取得したことをベースに、ブランディングに取り組んでいる。世界から支援を受けたことから世界へ発信することを強く意識しているため、これまでの取り組みや伝統と新たな取り組みをSDGsに当てはめて整理することで、わかりやすく見える化した。このプロジェクトは町民からの要請で始まり、最終的には役場を巻き込むことができたことも大きく、民間の良質なインプットが良質なガバナンスを生むことも実感した。

 ございん(※)=いらっしゃい

 <自分で作る、自ら行動する>

・「物語のある家」プロジェクト

FSC認証材(南三陸、山梨、尾鷲など)と国産材(神奈川、秋田、西川など)で自身の新築戸建てを作るという、日本初の新築戸建物件のFSCプロジェクト認証のチャレンジをしている。これは、もともと全国のFSC認証で管理された森林地区(35程度)であるにもかかわらず、途中の製材などの段階でFSC認証取得をしていないがために、約95%以上の木材の認証が切れてしまうという状況が起きているため、その改善には各地の工務店に理解を促す必要があると考え事例となるよう行動した。行動してわかったことは、認証が切れてしまっても美しい木材にはかわりないため問題を感じないということと、FSCプロジェクト認証の取得費用の高さから市場側でFSCのマークに価値を感じないということ。こうした問題ひとつ取ってみても、自分でやってみないと気づかないことが非常に多い。課題解決が大事であることを理解するだけでなく、どうしたら解決するのかを考え、自ら実行すること。まさにそれがSDGsなのである。

(川廷さんへの質問・お話しをうかがって)

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質問例)

  • 投資家の意識を変えるには?
  • SDGsをより身近に捉えるには?
  • ブームに終わらせないために必要なことは?

2.枝廣の解説(1)SDGsの理解と展開について

SDGsとMDGs

MDGsの8つの目標を、持続可能な3つの柱【環境・社会・経済】に分類すると、ほとんどが社会的な課題で、8つのうち1つだけが環境に当てはまる目標となるが、SDGsではどうか、あとで考えてみたいと思う。まずは、都市大生からSDGsに対しての各大学での取り組み状況やSDGsへの企業の取り組みについての独自調査の報告を下記に行う。

●【学生視点】東京都市大学 枝廣研究室の学生発表

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<SDGsに関する学生の取り組み例>

  1. レゴやカードゲームを使ったSDGsの理解(関西大学)
  2. SDGs学生フォトコンテスト(上智大学)
  3. SDGsステッカー(慶応義塾大学)
  4.  海外企業と日本企業のSDGsの取り組みの比較(枝廣研究室卒業生)

<東京都市大学の学生を対象として、SDGsについてのアンケート調査>

Q.「日本企業はSDGsに取り組んでいると思いますか」

Q.「SDGsへの取り組みが熱心だと感じる業界は」

ワーク(1)「自組織でのSDGsの状況、位置づけについて」

【自分で考える】→【グループ内で共有】→【グループツアー】→【グループ内共有】→【全体共有】という流れで自組織での現在のSDGsの状況や位置づけについて考えました。

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ワーク(2)「17本ノック:ゴール毎で自組織がやっていること、またはできそうなこと」

1ゴール1分間ずつ区切り、仮訳を参照しながら各ゴールにおいて「自社がやっていること、できそうなこと」を最大限書き出す。

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3.枝廣の解説(2)SDGsの急速な広がりと原動力

 誰かが強力に音頭をとっているわけではないが、企業、自治体、まちづくりなど様々なレベルでSDGsに取り組んでいる。そのなかでもうごきをみていると3つの原動力が存在する。

  1.  環境影響の顕在化
  2.  企業の競争力に影響
  3.  ESG投資

【SDGs体質に変える~企業事例】
製造・加工業、B2B、外資系意企業の本気度

~報告書ベタービジネス、ベターワールドから~

Better Business Better Worldより>

・ビジネス向けにいかに経営層を動かすのか。
・SDGsに取り組むことで2030年までに12兆ドル新しい市場チャンスがある。
・雇用面では3億8千万人の雇用を生み出すことができる。

●ワーク(3)「どのような対象に向けて展開していく可能性を感じているか、展開していくうえでの課題・悩み

【共有された意見】

<展開していきたい対象>

社内:経営層、一般社員、中間管理職
社外:調達先、投資家、海外政府、一般消費者、自治体、投資家

社内での展開事例)

  • 昇格試験に取り入れる
  • 自主勉強会を行う
  • CSRレポート用のトップインタビューでSDGsの質問を入れ、トップの理解を促す

●博報堂 大木さまより活動のご紹介

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 博報堂は広告会社といわれるが、広告だけを作っているのではなく、一言でいうと「新しいアイディアを考える会社」。新しいアイディアを考え、形にし、企業や社会、生活している方々の幸せにつながるようなものを作っている。

社会貢献の取り組みも企業としてやらなければいけないことだけでなく、社員が個々にもっている知識やスキルを活かしたアドバンストCSRを大切にしている。例えば「H-CAMP」という企画は、中学生・高校生を対象とした発想体験プログラムで、全国各地から子どもたちが参加し、教科書を覚えるだけでなく、自分の頭でいろいろなアイディアを生み出す体験をしようという内容が評価され、昨年、経産省のキャリア教育アワードで日本一になっている。

 ●タカラトミー 長野さまより活動のご紹介

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社会活動推進部がエコやユニバーサルデザインなどについておもちゃを通じて発信することと同時に、CSRプロジェクトとして、現在SDGsの棚卸し、SDGsとはというところから取り組んでいる。8/30に会社案内とCSR活動についてまとめたアニュアルレポートを発行。6人に1人発達障害のこどもがいると言われている現在、おもちゃのバリアフリーのリーディングカンパニーとして、配慮した工夫ごとに商品を紹介した「やさしさ育む おもちゃカタログ」や、タカラトミーのエコ活動を遊びながら学ぶことができるエコかるたを作成していて、点字版・ダウンロード版も用意している。

 <事務局よりお知らせ>

次回は毎年恒例、★大阪★開催フォーラムです。奮ってのお越しをおまちしています!
『枝廣が解説します:東京開催の1年間の学びを2時間 でモノにする~人権からSDGs・ESGまで。人と組織のサステナビリティ』(2017年10月20日)

☆9月27日の回は終了しました。後日レポート・資料をご案内いたします。

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2017年7月19日 懇親会のようす

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2017年8月30日 懇親会のようす

参加された方の声から

☆本日のフォーラムに参加するにあたり、期待していたことは何でしょうか(抜粋)☆

SDGsを難しく考えすぎていたと思います。その点がすっきりしました。「お金もうけ」とつなげて考えると、進めやすいです。

CSR部門としてご苦労されている点の共有、苦労しながらも一歩ずつ進めておられる状況の共有、先進企業さんの取り組み

SDGsに関するまとまった交流の場は初めてです。整理の時間が必要ですが、定期的に継続した場を持てれば嬉しいです。

グループに分かれて、ディスカッションして、自らの言葉で語ることで理解も深まったし、新しい気づきもありました。まさに上記について知ることができてよかったと思う。また、自社の取り組みなど課題がますます明確になった。

やはり課題が各々違っていることや温度差もあることが分かりました。

SDGsをいかに浸透させるかの海外の例、特に経営陣のストックポイントの例は驚きでした。

様々な業種の方のお話が聞けて良かったです。調査項目があったら嬉しいという意見などとても新鮮でした。

良かった点:各社の知識知恵が知れた。良くなかった点:もう少し学生が発言しやすい環境ができたらよかったのにと思った

社内浸透の方法が具体的でよかった

取り組みが進むとつながって効果が加速するSDGs、可能性があるしくみだと思いました。

自法人の業務の洗い出しができた。

ワークが多く、他社さんの現状をよく聞けたのでよかったです。

課題の共有感はいつも通りの印象、成功事例の共有をもっと深めたかった。

自社同様に、まだ手探りの状態である企業さまが多く、励みになった。

17本ノックなどを通じて、SDGsの概要や他社の取組状況を理解できた。

まちづくりや農業GAPへの活用については、今回はSDGsの浸透対象が社内や顧客に向いていたので、理解は進まなかった。

一般的、基本的な内容だったので、もう少し掘り下げたり、具体的な情報があるとよかった。

(8/30)
あっというまの90分でした。さまざまな活動や事例を紹介いただき、たいへん参考になりました(PPAPの採用ストーリー、家づくりでSDGs、山さございん、海さございん等とても興味深く、また 驚きました!!)。貴重な時間をいただき、ありがとうございました。

SDGsについて初めて詳しく学びましたが、とてもよくわかりました。もう少し長い時間お話が聞けたらよかったです。特別編をやっていただいたおかげで、川廷さんのお話が聞けてよかったです。

日本におけるSDGsについて現状把握ができて非常に理解が深まりました! 川廷さんの情熱がひしひしと伝わり、「自分自身が発信者になる!!」ということをあらためて思いました。

SDGsを牽引されている川廷さんから、流れから課題まで、また、ご自身の活動を具体的にお話いただき、たいへん勉強になりました。

SDGsを盛り立てる側の裏方の努力を知れてよかった。

SDGs日本語版のアイコンがどうできたかを知れてよかった。(ボランティアだったこと、作る責任/使う責任)。

SDGsを生産的な共通言語として新しい文化(人類の文化)を作っていくとすれば、Communicationはさまざまなレベルでとても大切になると思いました。

大学2校でSDGsのコマをいただきました。ピコ太郎さんとエマワトソンのビデオを使わせていただきました(これもプロボノでした!)。ありがとうございました。

SDGsにはプロボノ大切。¥でない別の形の認知、社会づくり。

北九州市水道局、プノンペンの“奇跡”の話はうれしかった。

SDGsを通常、他で聞くような解説でなく、川廷さんの言葉で伝えられたので、SDGsの肉付けがされた機会となった。

川廷様ならではの切り口でSDGsの理解、取り組み視点を語っていただき、パワーを分けていただいたように感じています。頭が柔らかくなったようにも思っています。ありがとうございました。

SDGsの背景、内容が(ある程度ではあるが)わかった。説明はたいへんわかりやすく、おもしろかった。

正直、最近になってSDGsを知ったので、誕生までの流れ、日本で注目されはじめた今日までの流れを知ることができてスッキリしました。SDGsを企業活動に取り込むことを考えるうえで、一般市民への浸透もKey Pointと考えていました。浸透に向けたいろいろな取り組みがあることがわかり、勉強になりました。

お話はとても聞きやすかったです。さすが博報堂! という感じがしました。そして何より、川廷様自らが実践家でいらっしゃるので説得力がありました。

SDGsの取り組みに関して多くの話をいただき、ありがたく思います。早口で進んだので理解が追いつかなかったのが残念です。

ハイレベルフォーラムのお話を伺えて興味深かったです。

個人としての生き方(プロボノ)に示唆を受けた。講演とWSと一緒にできたらなおよかった。

自分がSDGsをほぼ知らずに参加しているため、ピンとこない部分があった。ただ、川廷さんの活動にはたいへん興味がわきました。

自分ごとにしきれなかった。今回だけしか参加していないので、前回のワークとセットで参加すると自分ごと化できてよかったのかもしれません。

☆また、実際参加されて、いかがでしたでしょうか。よかった点、よくなかった点を含め、何でもご自由にコメントください(抜粋)☆
(7/19)
僭越ながら、知っている情報が多かったです。(国連グローバルコンパクト参加企業のため)

企業人としてだけでなく、イチ一般市民としてどう関わるか?を考えてみたいと思います。

まちづくりや農業GAPに関連するSDGsの普及活用方法について考えていきたい。

SDGsは枠組み。取り組みにしろ、なぜ、何のために取り組むのかをきちんと説明できるようにしておく必要があると感じた。

本会施設を対象とした研修でも、ワークショップ形式で自施設の業務の棚卸しを進めたい。

今後予定しているESG投資との関連、パートナーシップの進め方は是非勉強したい

経営層、マーケティング層、一般社への教育の部分

(8/30) 
社内の活動(SDG Compass 2~3)に役立てたいと思います。SDGs.TVチェックしたいと思います。自身での発信方法も考えてみたいと思いました。プロボノの話もたいへん興味をもてました←育成の機会としているのはすごいです。

自分が理解してこそだと思います。言葉の響きから難しいと避けがちですが、少しずつでも理解をして、少しでも自分の事と結びつけ、使命を果たしていきたいと思います。

企業の関心も高そうなSDGsなので、情報発信にうまく活用してみたい。

現在、取り組んでいる仕事をSDGsのアイコンを使って棚卸しをしてみようと思う。Next SDGsはあり得ないという思いの共有はほんとうに重要だと感じた。

「自分自身が発信者になる」ために、多くの事例を学び、社内に浸透させていく機会をつくろうと思います。今、自主的に活動しているPO21の内容を深めたいです(ビジネスを通して)。

ヒントや学びをいただき、何より勇気をいただけました。自分が発信をしていくよう、学びを活かしてがんばりたいと思います。

私にもできることがあるのではないかと思い、何ができるかを深く考えたいと思います。地方に住んでいるので、地方から何か発信、行動していきたいと思いました。

「SDGs→経営/CSR方針」をどう考えて、どう取り組んでいくか、今回の情報を参考に練りたいと思います。

「SDGsはよいものだから、国際的な流れだからやりましょう」と経営陣にただ言うだけでは必ず却下されるので、翻訳が必要であるとあらためて思ったので、熟慮と考察を進めたい。

企画を作成する際にSDGsとのつながりを考えたいと思います。情報を整理するうえでは役に立つフレームになると思います。

自分が行っている農業やまちづくりのコンサルに活かしたい。

次回のイベント・フォーラムの予定

次回は10月20日(金)大阪での開催となります。ぜひふるってのご参加をお待ちしております!

 

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