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2017

2017
May
23

第45回異業種勉強会を開催しました

2017年05月23日

第45回の異業種勉強会は、今や世界的に大きな動きがでてきている「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」をテーマに取り上げました
環境省担当者に聞く「世界のサーキュラー・エコノミー動向」~21世紀の 企業の競争力の源泉にするために)。

ゲスト・スピーカーは、環境省で廃棄物・リサイクルを担当されている井上さんのほか、ビジネス面でこの分野にお詳しいアクセンチュアの髙橋さんをお招きしました。最初に、今年3月に欧州のサーキュラー・エコノミーの視察に行かれた環境省の井上さんから、欧州の最新動向や内情、日本が進めていくためのポイントなどを教えていただきました。その後、アクセンチュア髙橋さんから、実際にサーキュラー・エコノミーを動かしていくための5つのビジネスモデルや実現している事例などをご紹介いただきました。

また、私からもパートナー企業の富山の日本海ガスさまが以前から行っているガス機器の「シーズン・レンタル制度」をサーキュラー・エコノミーの実践例としてお話ししました。

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(左:アクセンチュア株式会社 戦略コンサルティング本部 サステナビリティグループ シニア・マネジャー 髙橋 信吾さま
右:環境省 廃棄物・リサイクル対策部 リサイクル推進室 室長補佐 井上 雄祐さま)

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欧州や中国では、サーキュラー・エコノミーを単なる環境政策ではなく、産業政策・雇用政策として位置づけ、国家レベルで注力しています。また、アメリカでも業界を超えた企業の連合体が循環経済の仕組みをつくろうと動きはじめています。こうした世界的な流れの中で、残念ながら日本はまだ動きが鈍く、国際競争力の面からも危機感を感じています。

サーキュラー・エコノミーが21世紀の 企業の競争力の源泉の1つとなっていく中で、考えていくべきことはたくさんあります。本日の学びをきっかけに異業種の壁を越えて共に考え、日本でもたくさんの事例を創造していけたらと考えています。

今年度はこの勉強会に東京都市大学環境学部エダヒロ研究室のゼミ生も毎回参加させていただくことになりました。「異業種メンバー*未来世代」で、さまざまなテーマを深く掘り下げ、新たな視点を見つけていけたらと思います。

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           懇親会


 

【関連情報】

○(つながりを読む)

世界のサーキュラー・エコノミーの動向~フィンランドのロードマップ(2017年05月13日)

○(幸せ経済社会研究所-読書会(開催日:2017年5月10日(水)))
【音声講座受付中】幸せと経済と社会について考える読書会『サーキュラー・エコノミー デジタル時代の成長戦略』を読む

 

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